数字でみるイノベーション・ジャパン
国内最大規模のマッチングイベントへようこそ
2万4千人に迫る来場者が500を越える出展者と出会う、国内最大規模の産学マッチングイベント、それがイノベーション・ジャパンです。
会場では、JSTとNEDOによる選りすぐりの大学、ベンチャー企業等が、研究成果や開発技術の展示・発表を行う他、プレゼンテーション、セミナー等で来場者へマッチングを訴求します。
JSTが支援する、大学等の研究成果の社会還元と技術移転。そしてNEDOが推進する、大学・中小ベンチャー企業による優れた技術の事業化。これらの中には、後年、数億円規模の事業へ発展した事例もあります。
では、そんな最先端の技術を求めて来場する方とは、どんなプロフィールなのでしょうか?業種は、目的は、満足度は?過去の実績をひも解きながらイノベーション・ジャパンをご紹介いたします。
今年、12回目の開催を迎えるイノベーション・ジャパン。
広大なイベント会場は、様々な分野の最先端の研究開発成果で埋め尽くされます。
同業種のみならず、もしかすると異業種のブースにこそ、オープンイノベーションのシーズ発掘につながる出会いがあるかもしれません。
未来の大樹に育つ可能性を秘めた新技術のシーズ探索に、また、これから芽を出す先導研究との出会いに、ぜひ貴方も会場へ足を運んでみてください。
2万人以上のお客さまと、未来を創る「知」の出会いです。
500を超える大学、ベンチャー企業が研究開発の成果を発表します。
来場者の主役は企業のキーパーソンクラスの方々です。
来場者を年齢別にみると40歳から50歳代の方が全体の半数近くを占め、役職では経営者・役員、部長・課長級のいわゆる意思決定層が全体の半分強となっていました。
企業の明日を担うキーパーソンの方々が、日本最大規模のマッチングイベントに如何に期待を寄せているかが読み取れます。
また、学生や若いビジネスマンの来場者数も、年々着実に増えており、日本が誇る最先端シーズの祭典に対する注目度の高さがわかります。
来場者の業種は
業種別では製造業の来場者が圧倒的に多く半数強を占め、他の業種を大きく引き離しています。
また、製造業の内訳をみると、電気・電子・情報・通信関連の来場者が全体の3割強、次いで材料・化学関連、機械・設備関連、医療・医薬・バイオ関連の順に続いています。
来場の目的は
情報収集を目的とする方が大多数を占めるなかで、実は「共同研究開発の探索」を目的と答えた方は年々ポイントを伸ばしており、具体的なビジネスパートナーを求めて足を運ぶ来場者が増えていることがうかがえます。
来場者の満足度は
毎年9割に上る来場者が、イノベーション・ジャパンの会場で、ビジネスチャンスにつながる何らかの手ごたえを感じていることがわかります。
ちなみに全体の8割強の方が、次回開催も「来場したい」「できれば来場したい」と答えられました。
マッチングの実施状況は
参加者のビジネスマッチングに対する意識は年々高まっており、2014年は約4人に3人が「問い合わせ」「商談」「交渉」などのアクションを起こしています。
また、その具体的な内容については「技術相談」が約56%、「共同研究開発の希望」が約29%と、実現に向けた意欲がうかがえます。